あさりのみそしるダイアリー

非常事態が日常です…そんな時こそ声を上げないと人生ジエンドにゃん(´・ω・`)

NHKの過去の番組がYouTubeで公式配信!あのコレクター・ユイも

あえてテレビカテゴリで。

NHKは国民の受信料で運営されており、映像・音声コンテンツはすべて受信料により製作されています。
しかし、私たちの受信料で製作されたコンテンツでありながら、再度視聴したい場合に録画していなかったとき、視聴する手段は「(番組リクエストをして)再放送を待つ」か「コンテンツを購入する」の二択しかありませんでした。

再放送は、どうでもいい番組ではよくやるのに、どうしても見たい番組の場合は再放送されないという法則があるし(?)、かといってコンテンツはすべての番組がカバーされているわけではなければ、ある意味2重にお金を払っていることになります。

で、そんな中、NHKはYouTubeと提携し、過去の映像コンテンツの公式配信をYouTube上の公式チャンネル「NHK番組コレクション」にてスタートしました。インターネットに接続できるパソコン上から無料で視聴することができます。


○YouTube - NEPYOU さんのチャンネル
http://www.youtube.com/NEPYOU

○YouTube、NHK番組の配信スタート -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20101206_412181.html


人気ドラマや語学番組などなど、まだ数は少ないですが、このエントリーを書いている時点では、239本の動画が公開されています。

NHKが自身で展開している動画配信サービス「NHKオンデマンド」にお誘いするためにオリジナルを3分に編集したコンテンツもありますが、中にはフルサイズで配信されているものもあります。

現段階では、対象を日本国内からのアクセスに限定したパソコンに対する配信のみとして権利関係を処理したうえで配信されていますが、今後は携帯端末などに対する配信も展開していくつもりらしいです。


で、そんな中気になるものが・・・

「コレクター・ユイ」とな!!!
なつかしい、昔みてたなー。
全然再放送される気配もなく、またメディアコンテンツも日本向けDVDが存在しないという。
そういう、テレビでは大人の事情でできないけれども、ネットならOKもらえたよといったようなコンテンツがこれからも配信されるということでしょうか。

そのほかにも、「YAT安心!宇宙旅行」「カスミン」などの懐かしいアニメコンテンツもいくつか公開されています。
第1話だけとか、そういうレベルではなく、現段階ではコレクター・ユイは1クール相当分、YAT安心!宇宙旅行は2クール相当分が配信されています。しかも無料で。

今後もコンテンツ数を増やしていくでしょうから、今後にも期待してしまいますね!


さて、通信と放送の融合をめざしてきている放送業界でして、YouTubeやニコニコ動画などの比較的規模の大きな動画配信サイトと放送局が手を組むことがよくみられるようになってきたわけですが、NHKの場合は民放よりも制約が大きいようで。

テレビではなくインターネット上における映像コンテンツの配信は、「放送」ではないわけですが、NHKオンデマンドや今回の映像配信サービスのようなインターネットを利用したサービスの拡大がすすんでいるというのは目に見えてわかりますね。
もともと、NHKのYouTube上の公式チャンネルはずいぶん前から存在していたわけですが、テレビ放送された映像コンテンツを主力として配信していたわけではありませんでした。
しかし、今回、その種の映像コンテンツを配信しはじめたのには、いろいろな理由があるのでしょう。

GoogleさんのYouTubeと手を組んだのは、今回のターゲットとしている若年層が比較的多く、また日本国内の利用者数も多いということで、NHKの認知度というか、接触率を上げましょうということと、あとはNHK本体が運営するサービスだと、まず認知度が0からのスタートであるという点と、配信設備の整備や運営にかなり大変であるという点から見て、もともと基盤が整っていて、かつ著作権に関してコンテンツIDシステムのような違法動画の検出システムもととのっているYouTubeを利用する方が、NHKとしては大きなメリットになるため。

公式チャンネルに配信した番組が、配信されるものであり、かつIDファイルとしても働くのであれば、公開したコンテンツに関連した違法コンテンツはYouTube上からは消え、視聴可能になるのは公式配信しているもののみになります。

今回はテレビ放送した番組の配信を行うことになりましたが、NHKのインターネットへの進出は、ちょっと前にも紹介した(受信料によりつくられた)NHKの映像素材をみなさんで自由に使ってくださいという趣旨の「NHKクリエイティブライブラリー」もありましたし、最近では、NHKがテレビ放送しているものと同じものをネット上でも見られる(つまりテレビとネットの同時配信)ようにしようというサービスも考えているようで、それに向けた放送法の改正などもそろそろ・・・。

ただ、ここまでくると気になるのが「受信料はどうなるの?」ということ。

現在の状況では、地上波テレビ(アナログ・デジタル問わず)または衛星放送のテレビ(アナログ・デジタル問わず)のテレビ放送を受信できる受信機(テレビやチューナー、レコーダー、テレビパソコン、ケータイのワンセグ機能も)を持っていれば支払う義務が発生します。

ラジオ放送はどれも受信料は必要ないんですけどね。

インターネット上で今回行おうとしているのは、テレビ番組のネット上での同時配信。
つまり、インターネットに接続できるパソコンからもNHKの「テレビ放送」がいつでも受信できることになるわけで、この場合、テレビ放送を視聴しているわけだから、当然、受信料を払う義務が発生するとみてもおかしくありません。

まぁ、私の家もそうですが、受信料を払っている人から見れば、そんなことはどうでもよいことですよね。
むしろ、せっかく受信料を払っているわけですし、もっと便利なサービスが展開するというのは、非常に喜ばしいことでもあります。
いや、追加で払えとかだとあれですが、さすがに地上波+BSと違い、この2つの放送波、または地上波のみかは知りませんが、それ以上の同時配信は起こりえないので(同時に配信する対象がない、あったとしてもそれはネット上のサービスであり放送ではない)、ネットで見れるから追加料金くれはないと思いますが。

受信料については、昔からいろいろと議論されていることですから、今後がどうなるかはわかりませんが、効率的な受信料の回収システムも考えているというのも、現状かもしれませんね。

じゃあ、有料放送みたいにスクランブル(暗号化)をかけちゃえばいいじゃん、そうすれば見たい人だけお金を払ってみればいいし、見たくなければ払わなければいい、すみわけできるでしょ。
・・・それを言うと、話はややこしくなるというか、別の話なんですけどね。
そもそも、NHKは国民全員が視聴できる環境をつくっているわけで、つまりみんなに見てもらいたいのでスクランブルなんてかけられないんですよ・・・

まぁ、それはNHKの勝手というかワガママというかおせっかいというか・・・と思うかもしれませんが。